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Cetus

ケトス

  • 5’8 x 21″ x 2⅜”
  • Fish
  • Quad
  • TAVA(EPS)

ギリシャローマ神話入門というタイトルの本を読んでいると、鯨のように大きな海の怪物、と出てたので、大きな魚に乗り自由に楽しく波の上を乗れたら良いなあとイメージしてデザインをした。
ノーズをとても広く取り、ワイドからテールにかけてストレートなラインを強くした。テールエンドをFishでカットする事で回転性を和らげ、ダウンザラインにはFinシステムをQUADにした。
何回かライドをしたが、浮力も充分、テイクオフも早く、ライドした感覚は大魚に乗っているサーファーだ。台風二十一号の去った日(2017年10月24日)の午後から白浜が何年振りかの素晴らしい波で、次の日の多々戸もビーチブレイクではこれ以上文句を言えない様なスーパーブレークで、このCetusは思い通りに走ってくれた。
寒くなる冬に向け、新しさの加わったEPSフォームでの波乗りが増す増す楽しくなりそうだ。

KUROTON

5’10” x 20½” x 2³⁄₁₆”
SQ 2チャンネル EPS US

今年の春頃から啓やライダー達からの要望があり、EPSのフォームをシェープする事が増えてきた。ただ驚いた事に昔のEPSのフォームとは違い、セルがとても細かくなり、プレーナーの走りもとても良く、ハンドシェープが容易になった気がする。だが残りゴミの多いのが気掛かりだ。
俺もスモールウェーブ用に作って試す事にした。今出ているEPSフォーム、CORE Kiri, US Black,JAVA Foamなど全てのEPSフォームをシェープしたが、若干の違いは有るがどのフォームもハンドシェープに問題もなく良いフォームだった。
この板が出来て乗った感想は、まずとても板その物が軽いので凹み易いのではと思ってたが、波乗り後にデッキをチェックしても足跡一つ凹みがなかった。強さも有る事が解りそれだけではなく、テイクオフも早めにスムーズにスタンドアップでき、スモールウェーブでの走りも満足できる板だった。
ただ、ストロングなオフショアの時など、ビッグな波の時にテストしてみる必要はあるだろう。
今の時点ではとても良い板だ。

2017 New Model – Speedy

5’10” 19 ⅛” 2¼”
PU SQ 3プラグ
KIRI FLEX

5’8″ 19¼” 2⅛”
EPS SQ 5プラグ
KIRI FLEX


どちらのボードにも2本のディープチャンネルが入っています。

Guppy (2017 Model)

Guppy
5’8″ 20⅛” 2⅜”
SW 4スロットル
Twin + Stabiliser

俺が初めてツインフィンのボードに乗ったのはもう四十数年前になる。その当時の板のデザインは、ロングボードのノーズのラインを少しピンポイントに直し、ボードの長さは5’6″~6’0″位。ワイドは21″前後で、ボトムの形状はテールにかけてやや強いVボトムに2枚のフィンが立っていた。波の小さい時など、矢鱈と横に速くそのスピードを楽しめた一人だと思っている。
だが年月が過ぎ、改良が進み現在の形になったのだろう。だがその頃から波乗りに対するサーファーの思考が横の速さよりバーチカル(縦)の動きの方向に重点が置かれるようになり、トライ、クワッド、ファイブフィント現在に至ってる。俺も久々にツインを楽しもうとグッピー(デザイン)をツウィンでもスタビーでも楽しめるようにプラグを三個にした。ボトムデザインもシングルコンケーブの中に4スロットルを入れ、加速時に水の流れが綺麗に揃うように一応ハイブリッドにデザインした。良い波の入るのを待っている俺だ。


PANA (2017 Model)

PANA
5’8″ 20¼” 2½”
RP シングル 4ディープチャンネル

持ち運びが楽でパドルも軽快でテイクオフもスムーズで、乗るとマニューバーに秀れスピードも出て、こんな板が欲しいと思っているサーファーは多い。俺もその一人で、尚且つアウトラインが他のボードと違うのが最も良いと感じ、こんな板をデザインした。
スピード性能はボトムにディープなチャンネルを入れる事で水の流れが整い、シングルフィンの出すパワーをチャンネルが受けマニューバーを助ける。サーファーの技術の個人差でも少しは変わると思うが、乗り易い変わったファンボードに仕上げた。

WBM (2017 Model)

WBM
6’0″ 19⅞” 2⅝”
R SF ダブルスロットル

五十年位前に知り合った友人が去年の秋に俺を訪ねて来た。その友人とは湘南のサーフボード工場に就職した時に一緒に波乗りを楽しんだ人で、今だにロングボードしか使わず本物のロンガーだ。
何十年振りかで白浜で波乗りを付き合い、相変わらずゆったりしたアーチターンなど見せてくれとても懐かしかった。
これはショートボードだが、昔のロングボードのコンセプトを入れシェープしてみた。ボトムのカーブを弱くして、ボトムの面には弱いラウンドを作り、そこにスロットルを入れ改良を加えて仕上げた。
波のサイズが踝くらいの時でも乗り心地は良く、波のサイズが上がればとてもゆったりしたスタイルで楽しくサーフ出来た。ノーズの細い板などとは全く違って、どんな波でもテイクオフは楽でライディングに入っても安定性も良く、普通に使えて楽しめる板になった。

Speedy (2017 Model)

Speedy

5’0″ ~ 6’0″
ディープチャンネル

コンテストが近場で行われれば必ず見に行く。会場での選手の体つきやその選手の行う技術や、その日の波に選手のボードが合ってるかと俺なりの感じで観戦するのが好きだ。
親子二代でコンテストを長く経験して来たおかげで、色々な海での出来事を普通のサーファーより深く考え見てるような気がして、板のデザインでもよく話をするようになっている。
今年の二人の話題はディープチャンネルの事で盛り上がっている。過去の経験などから互いに良い思い出が多かったので、啓の板に4チャンネルをシングルコンケーブの中に入れてテストしたところ、とてもスピードが出た。マニューバーがとても楽だというのでライダー達の板にもこの4チャンネルを入れている。報告が楽しみだ。

5’10” 18½” 2⁵⁄₁₆”
R
3プラグ 4ディープチャンネル

5’10” 18⅞” 2¼”
RS
5プラグ 4ディープチャンネル

MEGARO (2017 Model)

Megaro
5’7″ 20¼” 2⅜”
Fish  Quads  6スロットル

この板を乗った時、俺の波乗りを見てた友人がその板矢鱈速いと言ってくれたが、俺は6フィンの速さを知っているのでそれ程速さに気付かなかった。確かにスピードマニューバーにはとても良い感じがあり、息子の啓に貸して具合を聞いたら矢鱈速くスピードが出て調子が良いと言って、俺の所に板が帰ってこなくなった。だが気持ち良くサーフ出来るのが一番だ。