夢の様な旅

今から三十年以上前の事、カタンドアネス島のコテージのオーナーの一人の方から、1ヶ月コテージに泊まり波乗り三昧をしてみないかと誘われスポンサーの協力もありエリック荒川に5’10”と6’8”の二本をオーダーして妻の了解を取り意気盛んに出発した事を思い出す。
毎日パーフェクトな波に乗れ色々なテクニックの練習が出来ると思っていた俺の予定は外れた。自然の事なのでしかたが無いが、毎日オフショアが吹いているわけでは無くオンショアも有る。波が有ってもロータイドでは波乗りが出来ない。潮の上げて来るのを待つしか無くいらいらした時もあったが、目の前がポイントなので波が良くなれば一人で何時間でも波乗りが出来て素晴らしい思い出となっている。
ローカルの言語はタガログ語なので何を話してもほとんど判らず、食事のメニューは苦戦をした。ある日夕食に何を食べたいかと言うのでチキンと答えておいた所、海から上がってシャワーを浴びるとやたら鳥の鳴き声がうるさいので、鳥の所に行って見るとその鳥を狙って日本では見た事もない大きなトカゲが鳥をおそう所だった。大声でローカルを呼び、ローカルが大トカゲを捕まえて、その日の夕食に鳥とトカゲが出て来た。トカゲの肉の方が旨かった様な気がした事を思い出し、懐かしい。あと朝起きてドアを開けたらドアの柱に俺の腕位のニシキヘビが巻き付いていて、初めて見るヘビに腰を抜かす程ビックリしたが、そのヘビも皮を取って食事に出て来て美味しく食べた様な記憶がある。
この時代では今みたいに旅行案内の本も出て無く、行ってやっとその場所の色々な事が判る状況だった。しかし、この若い頃の経験は決して無駄では無く、とても楽しい出来事だった。

Photo:Tomomi Mizuguchi

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